2016/04/17

置賜 さくら回廊 に行ってきたよ

以前購入していて ツンドク状態になっていたこれ を一気に読み上げました


浅田次郎 一路(上)・(下)


 自分は 電子書籍ですが。
それにしても 浅田次郎の作品は 話の中に一気に気持ちが入りこみますよね
出版された頃の書評で 絶賛されてたかと思うけど
人によって 思うところは様々だと思う。
軽く読めばエンターテイメントとして、深く読みこめば 歴史小説とは違う、人の行き方を考えさせられる そんな作品でありました。
いつか 中山道を巡る一人旅に出てみたいなあ・・・

近況はさておき、先週は横浜に戻っていた時は 桜の葉も散り始めてたので もう今は 葉桜状態であろうと思いますが、山形は今週が桜満開であります。

日曜日に仕事が入ってしまったので 週末を山形で過ごしてます。
土曜日は天気がよかったので 朝から「置賜 さくら回廊」巡りに行ってきた。

下の 黄緑色で囲った場所が訪問地
最初に向かったのは

【伊佐沢の久保桜】
現地に到着したのが 朝5時半!? どのくらい混むのか分からないけど 観光バスなんかが来ちゃって ワイワイガヤガヤは 個人的に御免被りたいのよね

推定樹齢 約1200年!?
 

自分が訪れた時は誰も居なかったけど しばらくしてから写真撮影が趣味と思われる人が2名やってきた。この日の朝は 道路上の気温の表示板で1℃、板敷きの遊歩道の上も霜が降りてツルツル。少し寒期の残る朝の中に薄色の桜の花が映えていい感じでした。

回廊の桜は ほぼ一本立ちの桜なのですが 地元の方のご苦労で 生かされている そんな桜ばかりだったよ

続いて
【草岡の大明神桜】

1991年の環境庁の調査によれば 一本立ちの巨樹日本の桜ベスト10のうちで この草岡大明神桜は 2位
ちなみに 伊佐沢の久保桜は第5位


農家の裏庭に ぽつんと佇む そんな巨木
観光地観光地はしてないよ

ここの地主さんや地域の方が 代々守ってきたんだろうね

続いて
【白兎のしだれ桜】
江戸末期から明治初期に植えられた、樹齢150年のしだれ桜

ここはお隣に葉山神社がありまして 入り口のご神木も立派
よくよく見ると 狛犬ではなくて 兎様が・・・
ちょっと怖いよ(苦笑)

この さくら回廊、まだ早朝のせいか 混んではなかったのですが 同じタイミングで
同じ人を見かけます。当たり前と言えば当たりまえですが・・・奈良ナンバーの車の人もいたっけ・・・

白兎のしだれ桜をみた後は
【釜の越さくら】

樹齢約800年

真ん中の巨木が釜の越さくらだが 北側(写真の左側)の木が 2世の勝弥桜とのこと

こちらね

釜の越さくらから ほんの目と鼻の先にある
【薬師ザクラ】


ここからちょっと車を走らせますが
【十二の桜】

「十二」は 十二薬師堂 が由縁


【山口奨学桜】

明治44年植樹されたとのこと

回廊の桜は まだまだ続くのだが マンネリになってもいやなので
最期に訪れたのが
【子守堂のサクラ】
樹齢約1020年
ここでは お爺さんに 声を掛けられまして
御年94歳、杖をついてらっしゃいましたが しっかりした口調で
第二次世界大戦、東北部から内地(日本)に異動になり 駅のホームで玉音を聞いた、という身の上話をされておりました。米沢の生まれで この木のすぐ傍に住まわれていて
毎日サクラを見にきているとか・・・最期に
「サクラをしっかり見ておいでなされ」と言われてお別れいたしました。

置賜さくら回廊の旅はここまで と言いたいところですが
この後 ちょっと離れてはいますが 南陽市の【烏帽子山千本桜】を見に行ってきました。ガイドマップによれば 当地もサクラ回廊に含まれてはいますが、ちょっと(?)離れすぎですかね

個人的には 赤湯温泉に入ってから帰りたかったので その「ついで」でもありました(汗)

時刻にして9時近くなので 観光の方もボチボチ多くなってきた感じでした

遠く飯豊連峰を望む



継ぎ目の無い一本ものの柱石でできている石鳥居、高さ10メートル超 




山頂公園



【番外編】
帰り際に 赤湯温泉に寄り湯
まだ訪問したことがなかったあずま湯(公衆浴場)

入浴料は100円

シンプルな脱衣所

先客3人。入れ替わり立ち代わりのお客さんの出入りはあるけど 数はそんなもの
やや緑がかった湯色ですが 硫化水素臭のある 効きそうなお湯でありました。
カランのシャワーからも 温泉が出てきてしまうのはちょっと閉口しましたけど、
まあ それもご愛嬌 ということで(苦笑)




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