2024/02/21

2024/2/20 横浜皮研を退会することにした(お知らせ)

いろいろ考えた挙句、2024年3月末をもって 横浜皮研を退会する旨を会長にお伝えしました。

ブログを見返したら、2010年1月に横浜皮研の例会にゲスト参加をして当日入会。

以来はや14年、インフルエンザに罹って1回だけお休みをしたことがありましたが、それ以外は皆勤でした。

なぜに? とお問い合わせもいただいたのですが 言語化することで自分の頭の中を整理するとともに、お世話になった方へのお知らせにしたいと思います。


【初めに】

まず、皮研に入る人は より多くのカワハギを釣りたいと願う人だと思うのですが

この釣りは、極めて中毒性の高い釣りということになります。

ある日 竿頭をとったとしても、日が変われば同じ釣りでは通用しない。海の環境や魚の状態、座る座席、船長の操船方法、自分の釣り方、「間」の取り方等によって釣果が大きく変わります。ワンパターンの釣りではだめで、一日の中であっても状況に手を合わせていかなければならない釣りです。したがって、次も、次もと釣行を重ねてしまう釣りとなります。

当事者は面白いと感じていますが、遠目から見れば 空虚な終わりのない釣りでもありますw。食べるために釣るというよりは、単に数を競っている・・・パチンコや競馬で勝った時に出るようなホルモンが脳から出てると思います。幸せホルモンではありません。

ハマってしまうとなかなか抜け出せない、呪い・呪縛がかかる釣りであります(苦笑)



【環境の変化】

数年前から カワハギの個体が激減して 昔のようには釣れない状況になりました。海底から1メートル以上浮いた個体も居なくなりましたよね・・・。

例会でも 盛期で70,80匹釣れるのが常でしたが、そういう状況を見ることができなくなり、ほぼ座によって釣果が決まってしまったように思います。

正確に言えば、座+遠投できるか否か、で勝負の大勢が決まる、かな(苦笑)

正直、自分の中ではカワハギ釣りは つまらない釣りに成り下がってしまったよ。

そういうこともあって カワハギ釣りは皮研の例会のみ、釣行は年間11回に頻度を落としていました。会の役員さんも活性化を狙って 胴の間倶楽部制度を導入したと思うのですが、自分には逆効果、更につまらない釣り ぐだぐだに成り下がった気がします。



【自身の変化】

若い頃は そういう競技の釣り、人と数を競うような釣りも嫌いではなかったのですが

最近は年を取ったせいか、そういう釣りはしんどいというか、楽しくない。老化w



【「かかり釣り」との出会い】

カワハギが釣れない環境になった頃に出会った「かかり釣り」(チヌ釣り)の存在も大きな影響があったように思います。

乗合船のように 船長が釣れるポイントに連れていってくれるわけでもなく、自分の力で自分の直下に魚をいかにして呼び込むか? 呼び込んだ、外道含めた雑多な魚の中からどうやってチヌだけを釣りあげるか、熟考の釣りということになります。

掛けるまでは「静」、掛けた瞬間から「動」

放置プレイでは絶対釣れない、自分で掛け合わせないとダメ、しかもバラシアリアリw。

魚との距離が近いこともあってか、やり取りしている時は 脚はガクガク・心臓バクバク、脳からアドレナリンが出ているのを実感します(爆笑)

競技釣りの世界もありますが、それは次元の違う話であって 普通の人はそちらの世界には踏み込まないですw



以上のような環境の中で

「限られた余暇の時間とお金を何に使うのか?」 ということを考えた場合に 自分の中では 

「かかり釣り」>「例会(カワハギ釣り)」 だったということであります。

ちなみに かかる釣行費用は「カワハギ釣り」を100とするなら「かかり釣り」は40~50くらい。懐にも優しい釣りです。


皮研を辞めなくても参加頻度を下げればいいのでは、とおっしゃる方もいらっしゃいますが、自分的には 熱意をもって皮研に参加している方に失礼だと思いましたし・・・何事も引き際が大切だと思いました。

始まりがあれば終わりもあるもの・・・何か新しいことを始めようとしたら 捨てなければならないものもある訳でして・・・本当はもっと早くに退会しなくてはいけない状態だったと思うのですが、自分の中でようやく踏ん切りがついたってことでしょうか・・・


皮研を退会するとは言っても カワハギ釣りをやめるわけではないので・・・まあ、年に数回くらいはカワハギ釣りにも行きたいと思っています。

いつかどこかの船宿で見かることがあったら気軽にお声がけください。


最期に、横浜皮研の更なる発展と会員の皆さんのご多幸を祈願して終わりにしたいと思います。

長い間お世話になりました。

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