2011/03/19

雑感

高温の燃料棒貯蔵プールへの 上空やホースでの放水は どう考えても水量が足りない。
電力線敷設によるポンプの回復が本命なのだが、それがうまくいかない場合の対策を 東電・政府は考えているのか? 常に最悪のケースを想定して準備すべきなのに、災害のあまりの大きさに 目の前の事象にしか目がいかなくて 思考停止しているような気がします。我々国民はどうしないといけないのか? 考えておくことは重要です。
でないと大パニックになってしまう・・・


ここ数日の株式市場や為替市場の状況を見てると、生き馬の目を抜くなんてもんじゃないですね・・・
日本のこの危機的状況に世界は手を差し伸べてくれていますが、海外のグローバル企業は 虎視眈々ともう少し先を見ているんじゃないでしょうか・・・。
円高が少し収まってきたら、これ幸いとばかり、海外企業からの日本の企業の買収なども出てくるんじゃないかな・・・日本の企業は被災で体力が落ちてるし、株価は大幅下落しているし・・・背に腹は代えられない状態も出てくるでしょうから 自社の特定部門の切り売りとかもあるでしょう・・・


4月末まで計画停電が続くといわれてますが、発電所の増設には年単位の時間がかかるし
7月・8月になればまた電力不足で 関東地方は夏季の計画停電が予想されます。秋になれば解除されるでしょうが冬期になればまたまた電力不足・・・
PCの様にスイッチをオフにすれば立ち下がるという設備の企業はいいですが
そうでない設備企業は計画停電で企業活動が満足に行えない・・・自家発電では到底まかなえないし、
そうなると関西方面に拠点を移設させるのが得策? 


今週自宅待機の状態があったわけで、中には「ラッキー」などと喜ぶ人もいたかもしれませんが、ホントにそれでいいのか?? もうこなくていいよ(雇用できない)、っていう状況もありうるわけで・・・単純に喜ぶ状況じゃあないよ

兎に角、ここ数日は原発のトラブル収束が課題だし、これが失敗に終わって 最悪の事態が生じれば
国土の半分が不毛の地になることを想定されるわけで、今後の方向性が決まる天王山なわけですが、
そろそろもう少し先の話のことも考えておかないとなあ・・・と、ちょっと考えてしまった土曜日の朝でした。


まあ、いろんな考えの人もいますので 個人的に思ったことを書いたまでで
論戦(主義主張・思想・社会的立場による意見)には参加しませんのであしからず。

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