2011/07/10

富士登山2011(その4、ご来光&下山)

続きその4 頂上にて




下のほうから続々と登ってくる人たちの光列


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日の出が4:30頃と聞いていたので、頂上に到着後はひたすら待つだけです。

3時過ぎからうっすらと明るくなり始めます。
それにしても山頂は寒いです。雨具の下には 更に厚手のフリースを着込みましたが それでも歯がカタカタ鳴るほど寒いです。
��帰宅して見た限り最低気温は3℃前後だったとか)


次々に登山者が上がってきますが 下の方から法螺貝を吹く音や 唄(?)が聞こえてきます。富士山は信仰の山ですから熱心な人もいるんだなぁ~と思ってたら、この方達だったようです。

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先達さんに導かれてやってきた修験者の方達?
お経や祝詞をあげてましたけど、荘厳な気持ちで直立姿勢でずっと見てました。

4時頃から遠くの雲の隙間から空が焼け始めました。


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雲が厚く、ご来光は微妙な感じですが、みんな日の出を待ちわびます。


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頂上の神社のまん前に陣取ってましたが、お隣に外国の女性が居まして 突然こちらを向いて
「英語できる?」
「少しならOK」
「日の出の方向ははどちらかしら?」
「たぶん、こっちだと思いますよ。ほらアレ、日の出・・・」

ってのを英語で会話させられてしまいました(笑)

結局は綺麗なご来光は残念ながら見えなかったのですが、雲海含めて
富士山ならではの光景を見れて よかったです。

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ちなみに 4時半頃の 頂上から下に見た登山道はこんな感じ

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山頂も人一杯です。


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自衛隊の隊員の方に撮ってもらいました


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お鉢めぐりをしようかとも思ったのですが、須走口頂上からだと反時計回りにまだ行けないようで、じゃあ時計回りか ということなのですが自分の状態を冷静に見ると これは足が余り長くは持たないなと思って次回にとっておくことにしました。



剣が峰を望む

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5:15 下山開始です。
石柱下山道道標のあるところから 砂走りルートに入ります。


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金曜日に雨がふったせいか 砂がしっとりと湿っているし、人もまだそれほど下山道に殺到してないので、当初心配していた砂埃もほとんどなかったです。
山開きをして間もないせいか、砂は深く ある種フカフカしていて 足にあまり負担がかからない状態でした。


須走口7合目辺りから用意されたご機嫌な砂走りルート

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写真の中段右から麓に向かって1本のラインが見えるかと思います。

「もう~~ほんまにぃ??」

まるでジャンプ台よろしくのような 砂走りラインが1本まっすぐに伸びてます。
斜度もかなりあって、これはさすがに堪えました(爆)
健脚で砂走りに自信がある方には堪えられない場所かと思います(^_^;)

私は途中で、左ひざに少し痛みが走ったので、セーブして 途中何度か休憩しながら下りましたよ(笑)
途中で外国人の方のカップルと遭遇しましたが、男性の方は登山靴ですが、女性の方はランニングシューズ。登りはそれでもよかったんでしょうが、下りは ベロの部分で体重を支えることができませんから つま先をやられたんじゃないでしょうか? かなり辛そうに 男性から遅れ遅れて 下山してました。


砂走りルートが終ったら 最後の40分 森の中の道を歩いて5合目に到着です。


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8:00 新5合目着


本日の富士山


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今回の登山で気になった点を下記メモしておきます。

・いろいろ行動食は用意してましたが、食したのは 
 明治製菓のマカデミアナッツチョコ 1箱
 飴6個  
だけでした。
水も3.5L(2Lをプラティパスで、1.5Lをペットボトルで)担ぎ上げましたが、飲んだのはちょうど2Lのみ。

・下山途中、小さなアブが至る所で発生していました(山頂除く)。
朝5時前なのに さえぎるもののない富士山の日差しは思った以上に強く、人それぞれでしょうが、この時期は夜間登山の方が身体へのダメージは小さいように思いました。

・金剛杖も焼印を押したりするのを楽しみにしている方がいていいのですが、足の負担を考えれば(特に下山時)登山用のダブルストックがお薦めです。

・山開きと同時に富士登山をして またすぐに再度登りたいとおっしゃる方も居ますが、私的には おなか一杯(笑)。また来年考えます って言った感じです(笑)



コースタイムまとめ
【登り】
20:00 5合目出発
21:13 新6合目着(37分休憩)
23:00 7合目着(22分休憩)
23:57 本7合目着(23分休憩)
0:35 八合目着(15分休憩)
1:08 本八合目着(22分休憩)
1:40 8合5勺着
2:44 須走口頂上着

【下山】
5:15 下山開始
6:16 須走口7合目
8:00 5合目着


これから富士登山を計画されてる方の一助となれば幸いです。

以上、おしまい♪

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