2018/09/30

中高年の単身赴任の効能について考える

約4年間の単身赴任生活を振り返って 特に 中高年者が単身赴任をせざるを得ない状況になった場合の効能について考えてみたよ。

【メリット】
1)生活力の向上
万が一の場合でも 一人でなんとか生きていけるという自活能力がアップします。

恥を承知で書くが、自分は アイロンがけというのをこの年になるまでしたことがなかったのですww  でも、今では Yシャツも自分でアイロンがけをやれるようになりました(爆)


2)健康に関する意識の向上
病気にかからないようにしないと! という健康に関する意識が向上します。
病気になっても自分でなんとかしないといけませんから。


3)人生観の再認識
失ってみて初めてわかるものがある・・・自分にとっては 家族の大切さを改めて感じたよ。パートナーへの感謝の心も、です。


4)独身生活の再来と謳歌
自分だけのお城と気ままな生活(個々人によるが)が得られます。独身生活の再来と謳歌でしょうかね(汗)。羽目を外しすぎても自己責任でww


5)異なる気候・風土・物産を経験できる環境
いつまでも単身赴任先にいるわけではない(おそらく)、 
会社が長期旅行をさせてくれていると考えれば 普通は住めないような環境を堪能できます!
関東に住んでて 北国の生活を味わうってことは 単身赴任でもない限りできないっしょ! 住んでる時は(生活するのに精一杯で)そんな感情は持てないけどなww




楽しいばかりではないのです・・・
【デメリット】
1)寂しさ
中高年になると特に「寂しさ」を実感すると思います。男は女よりも弱いのですw
いつも感じるわけではないけど 無性に寂しくなる時があります。
この寂しさを紛らわそうとするから いろんな問題が生じるわけですが・・・


2)支出の上昇
いろいろな場面で 自宅用とは別に購入しなくてはいけなかったものがあります。
車、冷蔵庫や布団、生活雑貨、衣類、食料、生活環境の違いによる季節的生活用品の購入(北国なら過度の冬用衣類や暖房器具)
会社から雀の涙ほどの単身赴任手当は支給されますが 家族の元への帰省なども考えると赤字です。会社の命令で単身赴任を強いられてるのになあ・・・と理不尽に感じることもありますw


3)子供のしつけの問題と、子供の成長を味わえない機会損失
子供とはすれ違いになってしまうので 「しつけ」という観点では父親不在の影響が出てしまいます。
我が家も多少なりともそういう部分(父親不在の影響)があったような気がします・・・
パートナーへの負担も大きいです。
また、子供の成長を味わえないという機会損失もあります。


4)趣味の破綻
人によって異なるのですが自分の場合、趣味の蘭栽培は・・・普段手をかけることができなかったので半数を枯死させてしまいました・・・


【まとめ】
デメリットは甚大だけど よい経験をさせてもらった と考えなければやってらんないかもしれませんww 要は 本人が望まない環境に放り出された場合に それに腐ってしまって内向きの気持ちのままでいるか、それとも、それをいかに自分の糧にしようとするか、向上心を持てるかどうか・・・転んでもただでは起きないぞ、という気持ちが大切ですw


また単身赴任に戻ってしまうかもしれないですが、振り返ってみて思った気持ちを備忘録的に書いてみました ^^;



台風24号の影響で 外出するのが憚られるので アマゾンプライムでこれを観てました。
「追憶の森」

見て終わったあとで、「そうか、そういうことだったのか!」ともう一回観たよ
あとからじんわりきます、そういう映画です。
渡辺謙もいい味だしてます。


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