カットウ針(not 仕掛け)を自作する人で 鮎掛け針を使っている人は錆に気を付けているかと思います。自分も釣行時に 深型タッパーとか空き瓶に水道水を入れておき、釣りが終わったらカットウ針をその水道水に漬け込んで自宅に持ち帰り、赤錆がまわらないように気を付けます。
自宅に持ち帰ったら すぐに乾燥させ サンドペーパーで針先を研いでから防錆剤を吹き付けます。地味に手間w
今回はケミカルでなんとかしようという試みです。
まずその界隈で話題になったおくすりを使いますw
【リン酸】
強酸性でびっくりマークがついている試薬だけど 食品添加物ww
で、アマゾンで購入できます(汗)
85%と高濃度なので これを適切なボトルに入れて5倍希釈
そこに 釣行で使ったカットウ針を漬け込みました(今回約9時間の浸漬)
テスト的に20分くらい漬け込んだ時にわかっていましたが 表面に黒ずみのような被膜が形成され、それは手で触ると取れます(洗っても指からなかなか落ちないけどねw)
9時間浸漬後のそれ
赤錆は皆無、で黒化処理されたような感じです。
針先を研ぐと 黒い被膜は落ちるので うっすらと線材全体に被膜が形成されてるようです。針先に触ると指にまとわりつくような感じで 妙に刺さりやすくなってる?
ここでちょっと違和感を感じたので リン酸処理をしていないものと比較してみました。
写真で判別できるかどうかわかりませんが 左の リン酸処理したものって線材が少し細くなってません??(汗)
ノギスで測ってみると
【未処理品】
【処理品】
明らかに 線材が痩せてるや~ん!?(大汗)
刺さりの具合は高まってるように感じますが、大型のフグ(とか、エイや鮫とかw)を掛けた時にカットウ針が伸びたり折れたりしないかって点が心配だよね?w
いずれにしても使ってみないとわからないので いつかテストしてみることにしましょうww
9時間の浸漬はたぶんやりすぎなんですよww
20分くらいで赤錆除去の効果はあったので そのくらいの時間で十分
スケベ心に足をすくわれた?w
でも、確かにリン酸処理(表面にリン酸鉄の被膜ができてそれが防錆効果も生む)はお手軽で費用対効果は高いように思いました。
85%リン酸は以下の点 取扱いに注意してね(大汗)
・飲み込むと有害(経口)
・皮膚に接触すると有害のおそれ(経皮)
・重篤な皮膚の薬傷・眼の損傷
・呼吸器への刺激のおそれ
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