2016/07/11

朝日連峰登山〜朝日連峰、朝日鉱泉、古寺鉱泉 んっ?(汗) ヒメサユリを巡る花旅

Wikipediaより

ヒメサユリ

正式名称はオトメユリ
日本特産のユリで、宮城県南部、及び新潟県、福島県、山形県が県境を接する飯豊連峰、吾妻山、守門岳、朝日連峰、周辺にしか群生していない貴重な植物。野生種は環境省のレッドリストでは準絶滅危惧、及び国際自然保護連合のレッドリストではEndangeredにしていされている絶滅危惧種でもある。




花を巡る山旅第三弾

今回は 朝日連峰に自生するヒメサユリを見に行ってきた。
本当は土曜日に出かけたかったのですが、生憎の雨・・・。朝日連峰の 小朝日岳、大朝日岳のピークを目指すとなると、下山が遅くなって 明日からの仕事に差支えが出そうなので ヒメサユリを見たら下山すると決めて 夜明け前に家を出た。

登山口は 古寺鉱泉(こでらこうせん)。
ナビで検索しても引っかからない(安いナビなので仕方ないかw)・・・。

朝日連峰、朝日鉱泉、古寺鉱泉・・・道中 どうしたわけか 古寺鉱泉=朝日鉱泉
と勝手に勘違いをして目的地を朝日鉱泉に設定してしまい、なんと到着するまで間違いに気づかなかった(爆)

朝日鉱泉の駐車場に着いたら、先行車はわずか3台・・・ヒメサユリのシーズンなのに
いくらなんでも少なすぎるでしょ? 時刻は4時半・・・

ここで初めて 登山地図を見る


全く別!!
古寺鉱泉って朝陽館という宿があるのですが、これまた「あさひ」とまぎらわしいw


朝4時半の時点で朝日鉱泉だから、ここから鳥原山を経て小朝日岳に登るルートもあるが
参考タイムで登り6時間! 「ハードな登山じゃん!一日コース、無理、絶対w」


ちなみに 携帯・スマホの電波は入らない圏外なので スマホで調べることができないが

「古寺がこの位置だとすると 大きく迂回して月山方面から降りてこないといけないんだよな?」

「さすがに今から迂回するとなると登山時間も考えれば 止めたほうがよいか?」

「俺の日曜日は 朝日鉱泉への朝ドラ(朝ドライブ)で終わり?」

とネガティブな思考に陥る俺w


じーーーーーっと地図を見てたら 朝日鉱泉から少し戻ったところに分岐があって古寺に至る大規模林道が目にとまった。
そういえばここに来る時に確かに分岐があって舗装路があったよな・・・と記憶がよみがえる。


捨てる神あれば拾う神あり


実際、この大規模林道、林道とは名ばかりの かなり大きな舗装路でした。

5:45 古寺鉱泉の駐車場に到着

さすがにこちらの駐車場は 9割方は埋まっています(^^;)
6:01 準備を整えていざ出発



駐車場からはこういう風景。昨日雨が降ったせいか、木々の緑もしっとりしてます。




これが 古寺鉱泉・朝陽館
鉱泉というくらいなので温泉らしいのですが、自分が下山した頃も「お風呂準備中」と札が出ていて、入れませんでした。


小朝日・大朝日岳には この橋を渡って 朝陽館に向かって左の山道を進みます。


若いブナの森の中、昨日の雨で足元ぐちゃぐちゃ(汗)
観光地化してない、古くからの登山道が続きます。


最初は比較的調子が良かったのですが、今日の自分・・・体調になにか異変を感じ始めます。異常な疲労感・・・ 朝ごはんは食べて来てるし、睡眠もまずまず、水が足りないわけでもないのだが とにかくしんどさが半端ない。

森に入ってから 羽虫が顔の周りを飛び回ってます。虫よけを付けてはいますが、止まったらやられるwwだから 止まって休むことができない・・・花が咲いているわけでもないし、道も写真の通り 人が一人歩ける程度の幅だし、休む場所もあるわけでもない・・・

そういえば、この山域ですれ違う人で 携帯の蚊取り線香(火を点けて煙がでるやつ)を身に着けている人 2人居ました。自分はそういう人に初めて遭遇したよ。


約2時間で 三沢清水
この頃には3分歩いたら 休憩・・・そんなくり返しで バテバテ
いったい何組のパーティに追いぬかれたことやら・・・


登山は それぞれの人の ペースで歩けばいいし 人と競うものでもないです。
ゆっくり登ればいいんです。


と分かってはいるのですが このしんどさ・・・
「朝の道間違い が啓示、あれで帰宅しておけばよかったのさ」
とか 頭の中は またまたネガティブ思想が渦巻いてたかなww
(これ書いてる今は全く平気ですが)




この異常な疲労感・・・後から思えば シャリバテ?
朝はおにぎり1個だけ食べただけだし、行動食も持参してたけど 食してなかったよ・・
まあ、ここ最近食欲がなくて 当日もエネルギー補給してなかったせいだと思います(反省)




山の下の方では 晴れてたけど、高度を上げるにつれて 曇って、更にガスがまいてきた。




8:22 古寺山 山頂に到着

細かい雨を含んだガスに巻かれて 視界数メートル。
先行の8人組パーティが雨具を着込んでいました。


古寺山山頂近くで 念願のヒメサユリ発見



群生地は 小朝日岳〜大朝日岳に至るルート とか。

このまま晴れるのを期待して小朝日岳・大朝日岳に向かうかどうか悩んだのですが
体調も今ひとつ優れないし、念願のひめさゆりは見ることができたし、ということで下山を決意。
小朝日岳・大朝日岳は 紅葉も素晴らしいらしいので ピークを踏むのは秋までとっておくことにします。

下山も かなり距離あったように感じた。
駐車場についたのが 10:07
登り2時間半、下り2時間ってとこでしょうか。そのまま自宅に向かって ちょうどお昼に帰宅。

帰宅してから、道具の片付けや洗濯、お風呂入ったりしたけど、疲れMAX状態
お昼寝をして 夕飯食べたらバタンキュウ・・・夜の7時には寝ちまいました ^^;


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