固有種(こゆうしゅ)とは、その国、あるいはその地域にしか生息・生育・繁殖しない生物学上の種。 特産種とも言う。 大陸などから隔絶されている島嶼などで多く見られる。 地域個体群の絶滅が、即座に種そのものの絶滅につながるので、保護対象として重要である。
岩手・早池峰山に植生する固有種 ハヤチネウスユキソウ
去年 見に行きたいとは思っていたのだが タイミングがなかなか合わず断念
山形から岩手は 距離もそうだが個人的には心理的な壁があるw
2ヶ月前に上司に有給申請をだしていたのだ、梅雨の時期、なんとか雨じゃなければいいのだが・・・本人の願いが通じたのか
木曜日が雨で 金曜だけ見事に晴れ! 日頃の行いが良いせい?ww
この時期の土日は車両通行規制を実施していて はるか麓の駐車場から臨時乗り合いバスに乗って登山口に行かなきゃならない。それを回避する為に 金曜日を山行日に選んだというのが本当の理由ではありますが(汗)
木曜日15時頃に早退して自宅で準備をし、17時頃ではありますが2時間程仮眠。
まあ、熟睡はできませんでしたが 少しは身体を休めておかないと・・・(大汗)
20:30 自宅を出発
ルートはこれ
国道13号線を北上し 横手市から北上市を経由して花巻市に入る。
Google Mapだと山形市から5〜6時間
ネットで調べると 河原坊コースは 落石でクローズされてるとのこと。
小田越登山口からのピストンしかないのだが 自家用車は河原の坊駐車場に止めてくださいと花巻市のHPには記載がある。
まずは そこを目指し、途中休憩を取りながら 現地に到着したのが 真夜中2:30 !?
平日の真夜中、自分の前にも後ろにも車はなし。駐車場も車一台見当たらないし人気もない・・・外灯もなんにもないので 車のヘッドライトを消すと 暗黒だよ!! エンジンを止めて シートを後ろに倒した瞬間、寝落ちしてた!?(爆)
4時頃 辺りが白み始めた頃に 目が覚めた・・・明るくなってきたのもあるが、寒かったせい?・・・^^;
駐車場のそばにトイレがあったので そこに歩いて行ったら、車が1台あって 年配のおじさんが身支度をしていた。自分は下の段の駐車スペースに止めていたから気づかなかった? その車と自分の車しか見当たらない。
そうこうしていると その車のおじさんが突然車を発車させて 小田越方面に向かって行くのだった。
平日ではあるが4時でもう明るくなってきた時間帯、登山をする人ならそろそろ登り始める時間帯である。ここの駐車場には もはや自分の車のみ、さっきまで泊まっていたおじさんは小田越方面に車で向かった・・・なんかおかしい・・・よね? ^^;
小田越まで徒歩で40〜50分とのことだが、下見を兼ねて自分も車で行って見ることにした。小田越登山口の辺りに数人の人が居たぞ!?
登山口を過ぎて 遠野市の方に進んでいくと 10台くらいの駐車スペースがあり、そこに先行者の車があった・・・そういうことだったのね・・・^^;
ちなみに 路駐ではない。小田越登山口のすぐそばに監視員の小屋があるので路駐してると厳しく咎められると思われる。
駐車スペースから歩いて 登山口まで戻る
今年は東北地方は 熊があちこちで出没しており、まあ、鹿角市の人喰い熊は別としても
できるなら遭遇したくない山親父である(汗)
という訳なので 単独行はできるだけ避けるようにし、先行の登山者が入山した後に自分もいざ出発
最初は木道もあるが 鬱蒼とした森の中を歩く
お約束(?)のギンリョウソウ
ミヤマシオガマ
マルバシモツケ
これもたぶん マルバシモツケ、白じゃなくてピンク
森を抜けると 本格的な登山が始まる。岩とガレの山・・・だよ ^^;
ミヤマオダマキ
山の中腹辺りから 大本命 ハヤチネウスユキソウ が目に入ってくる
なんというか いたるところに植生してて 固有種というレア度が 下がってゆくようなww
そうこうしてると登山ルートが急峻になってくる
さすがに日頃の運動不足がたたって、息があがること・上がること(爆)
写真を撮りながら 息を整えますが、シャッターを押すときは ブレを防ぐために息を止めるので よけいに息が上がる?ww
ホソバイワベンケイ
ミヤマアズマギク
ハヤチネウスユキソウの群生
ちなみに 暴風状態。汗が出るけど 風が強くて暑さを全く感じない
そうこうしてると 難所(?)のハシゴが見えてきた。
下から見ると そんなに斜度が無いように見えるけど、この暴風状態だと ちょっと危険?(写真左上部)
7:02 剣ヶ峰分岐 登り始めてちょうど2時間半かかった
御田植場
ロープが張られていて入れないけど ピンクに見えるのはイワカガミ。群生
木道のそばに生えてたイワカガミをパチリ
御田植場から少し登った場所が山頂
管理人さんが居るかと思ったが、登った時は無人の非難小屋
非難小屋の裏手が山頂
早池峰神社
山頂には 自分一人だけ。すれ違う人もいなかったので 一番乗りだったのかな?
三角点をこれから 踏みますけど?
非難小屋周辺もお花が咲き乱れてる
イワウメ
ミヤマキンバイ
キンロバイ
7:17 山頂を後にする。
帰路 剣ヶ峰に立ち寄ろうかとも思ったのだが、後続の登山者もおらず、まあ こんな高所まで熊が来ているとは思えないが あまりに人気がない状況なので そのまま山を降りることにした。
山を降りる頃に 下から続々と上がってくる登山者とすれ違った。平日とは言え、同じように考える人が多いようで・・・^^;
山の上は 晴れてて 風が強いせいか涼しかったけど、登山口まで降りてくると暑いのなんの・・・
9:15 車止め到着
監視小屋周辺の道路脇に咲いてた ヤマオダマキ
風こそ強かったけど、晴れて気持ちのよい天気だったし、憧れのハヤチネウスユキソウが見れて 満足! (^^)
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