2011/08/07

リバーカヤック初体験(屋久島旅行4日目)

8/2の記録の続き


送陽邸を後にして安房まで車を飛ばします。
今日お世話になるのは「遊び処スピニカ」さん。


シーカヤックはいろんな場所で出来ると思うのですが、リバーカヤックが出来るトコは珍しい・・・と思ったもので (^_^;)

偶然ですが、台風の影響で海は波が高く(まあ西側の海岸なら何とかなったのかな?)、結果的には
選択肢としてはよかったです(自画自賛/笑)。
ガイドさんに聞いたら、シーカヤックよりはリバーカヤックの方が易しいと言ってましたし、
子供連れにはこれでよかったと思ってます。 


さて、事前に、「9時にショップに集合してください。少しくらい遅れても大丈夫ですから、安全運転でね」と言われていたのですが、なんとか9時ギリギリに到着です。
他のお客さんも既に集まっていてワイワイ言ってます(沢登など他のツアーのお客さんでした)。

我々のガイドはウエダさん
リバーカヤック1日コースは我々だけ。どうやら、リバーカヤックは半日コースを選ぶ方が多いようです。車で安房川の河口の左岸まで移動します。他のショップの方も集まっています。


我々が今回乗るカヤック

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まずは、陸の上で簡単なレクチャー。パドルを握る位置や漕ぎ方、左右の曲がり方、後退の仕方など。
レクチャーの後は実施練習。


息子と私はそれぞれ一人乗り用カヤック、ガイドさんは二人乗り用カヤックで漕ぎ出します。

「1日コースで時間があるから、ちょっと河口の方に行って見ましょう」と いうことで
安房大橋の海側の方まで漕いで行きます。台風の影響で海は波が高く、河口の方まで波が押し寄せています。ゆっくりとカヤックを漕ぎながら、橋脚を回って再び岸に戻ります。


ガイドさんから「上流に行く時に流れがあって体力を使うし、午後体力を失った状態は、特に子供さんは危険なので・・・提案ですが、二人乗り用のカヤックにお父さんと息子さんが乗って、私は一人乗り用を牽引して上流に行こうかと思いますが、どうでしょうか?」とのお話。

特に否定する理由もないので、その提案でツアーを組むことにしました。
オールの使い勝手がなかなか慣れず、ガイドさんのようにはスピードが出ません。
��漕ぐ時のオールの角度というかその辺をちょっと誤解していたようで今となっては反省)

二人用のカヤック、前に息子、後ろに私が乗り込んで出発です。ゆっくりと上流に向けて漕いで行きます。

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濃い緑色をした安房川の静かな流れ、両岸の木々の緑が迫ってきて、その緑が川面に映りこんで
更に緑を濃くしています。視線が水面近くにある状態での景色・・・新鮮です。


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途中の中洲にガイドさんがカヤックを1艇停めておき、2艘のカヤックで更に上流を目指します。



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高さ77メートルの松峰大橋を越えて少し上流へ行ったところで休憩。通常半日コースだとここまで来て、下ってゆくようです。

カヤックを左岸の砂地に引き上げた後、スノーケリングをして遊びます。
水深2メートル以上ありますから、水も冷たいです。

他のグループはこの辺りでお昼ご飯を取ってます。


我々はしばらくここで遊んだ後、再び下流の中洲へ移動。ガイドさんがお昼ご飯を作ってくれます。息子はスノーケルがいたく気に入ったのか ご飯が出来上がるまで、浅瀬で魚を観察しています。


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ガイドさんから「ご飯ですよ~」と声がかかったので集まります。
フライパンに蓋がされてます・・・「さあ、なんでしょう?」と蓋を開けると本格的なパエリア!

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うまうまです!!

息子も私もお代わりをしてしまいました(笑)

食後には、豆から挽いたコーヒー(息子には冷たい麦茶)を入れてもらい 気分はアゲアゲ。
ガイドさんとはこの後、ガイドになったいきさつや自然観の話などお話をしました。

お昼の休憩も終ったらまたカヤックに乗り込み、松峰大橋上流へ向かいます。
干潮で水位が下がり、途中右岸から急な流れ込みがあるのですが、水の流れを見ながら横切り進みます。
この頃になるとパドルさばきもなんとかこなせるようになりました。


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途中で、艇を砂地に上げて、そこから沢登りじゃないけど、歩いて川を遡ってゆきます。

海抜ゼロから2000メートル級の山がすぐにそびえている屋久島・・・本州なら源流に行かないとみれないような、両岸断崖の光景が広がります。


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途中、足が立たないような深場を泳いだり、流れの穏やかなところをプカリプカリと仰向けになって浮かんだり・・・もう頭の中は真っ白、最高です!


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身体が冷えてきたら、岩場に横になってお昼寝、さらに上流へ。
楽しい時間の経つのは早くて、3時頃になったので引き返すことになりました。

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カヤックを泊めておいた場所まで戻ったら、ゆっくりと安房川を下ってゆきます。

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パドルを漕がなくても艇は流れていきます。

例の中洲からは、午前中に停泊させておいた一人乗り用のカヤックに息子、私も一人乗り用、ガイドさんが二人乗り用カヤックに乗り込み、出発地点まで川の流れにまかせて 残りの時間を味わいました。


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16:00 河口の岸に到着。
本当に最高の一日でした。

この旅が終って、息子に「一番何が楽しかった?」と聞いたら 「リバーカヤック!」と言ってました。ガイドのウエダさん、本当にありがとうございました。またお会いする機会があったらよろしくです。


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そうそう、屋久島で水系の遊びをされる方へ
防水タイプのデジカメ、安いものは1万円ちょっとで入手できると思うし、中古でもいいから絶対持っていくことをお薦めします。雨の日でも、そしてカヤックでも 安心して写真が撮れますよ!

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