2016/08/08

「一生に一度は観たい!」と言われる 青森・ねぶた祭りに行ってきました(きっかけと準備編)

一生に一度は見たい と言われる夏祭り 青森・ねぶた祭り



じまりは突然に、そしてひらめいた


今年の夏休み・・・例年、部署内で相談しあって休む日程を各人が設定するのですが、「今年は8/5の週に夏休みをとるように」と半ば強引に休みを設定されてしまいました。

カレンダーを見ると 実質休みスタートの土曜日が「8/6」
青森・ねぶた祭りのことが突然頭の中に湧き上がりました。ひらめき、と言いますか、インスピレーションってやつです。
一生に一度は観たいと言われる「ねぶた祭り」は曜日関係なく8/2-7の期間に開催されるのはご存知のとおり。
山形に居ても、青森は想像以上に距離感があります、遠いです。

となると、青森往復でヘトヘトになったとしても、まだ夏休みは始まったばかり、体調のリカバリーも問題ないでしょう?・・・まさに ねぶた祭りを観に行けとの天啓か!? 
得てして 旅行ってそういうものでしょう?w
これ、7月最初の頃の話です。



祭りを観に行くことを決めたら準備をしなくてはなりません。


準備編


どこに泊まるか?

が、ここで大問題発生。宿泊の予約が取れないんです。
のべ300万人を越える観光客が集まるお祭り・・・青森市の人口が約30万人ですから実に10倍!? の観光客が集まることになります。

1年前から宿の予約を取り始める、と聞いたことがあります。旅行会社やホテルにとってみれば、放っておいてもお客さんが集まる ドル箱w 
楽天トラ◯ルなどのサイトでは1年先の予約は通常入れることができませんので、業者間で大口のブッキングが早々にされていると思われます。残った部屋を個人で奪い合う構図・・・しかも お祭りの1ヶ月前・・・青森市内のホテルを予約することは不可能でした。

こうなれば青森市から離れた場所に予約を取るしかありません

この時、確か 三沢に空いてる部屋が一つ見つかったのでまず確保。建設関係の人が長期滞在に使うようなウイークリーマンション的なホテル(?)のようでした。
三沢は青森市よりも太平洋側に位置するので、山形から行くにあたっては 気持ち的に 青森市よりも遠い・・・青森市より逆太平洋側になんとかホテルを取れいないか? と感じてました。
電話でコツコツとダークホース的な宿を当たり 入れ替えをしてゆくことにしました。

後でよくよく調べると 弘前も三沢も青森市からほぼ同じ距離。三沢は「青い森鉄道」が通っているので、三沢でも宿泊場所としてはよかったのかもしれません。


それはそうと、今回の旅は熟考して単独旅行にしました。
去年の秋、八甲田から自宅に戻るのに要した時間は約9時間・・・今回の旅は前日深夜車を飛ばすこと9時間、青森でねぶた祭りを見てから 夜遅くに青森市から離れた町(宿泊場所)まで移動をして泊まり(ほぼ寝るだけ)、翌日には再び9時間かけて移動するという弾丸トラベ・・・嫁や息子をそんなブラックなトラベルに付き合わすわけにはいきません(汗)
旅の概要を考えると、宿に求めるものは多くはないです。宿泊施設は時間的に寝るだけなので、食事なしの素泊まり。おっさんの一人旅なので 簡素なもので必要にして十分なのです。


「宿泊の予約をしたいのですが、8/6空いてますか? 一人です。」
「少しお待ち下さい・・・」
「あいにく いっぱいです」
「・・・わかりました・・・ありがとうございました」

この会話を何十回したことか・・・(滝汗) 正直めげましたww


もうダメか? と思ってかけた温泉宿(?)で 幸運にも一部屋ゲットできました。
最終的にはそこにお世話になることにしました。
個人的には「温泉宿」ということで宿を探してましたが、お宿のことは後編で。



観覧席をどうするか?

事前情報を調べていて気になったのが「観覧席」
初めての人なら観覧席を予約したほうがよい、というコメントがほとんど。
ねぶた祭りの公式サイトを見ると、10名以上の団体席は4月初めから申し込みが始まっています(汗)。個人はというと・・・7/2から予約スタート となってるじゃないですか!!

が、過去のブログを見てもお分かりのように 7/2(土)は 秋田駒ケ岳に登っていた日なのです。確信犯なのですが、秋田駒ケ岳の登山口の国見温泉は携帯の電波がつながらない場所です。帰路途中のコンビニからダイレクトに予約をすることもできたのですが、私、たかをくくっておりました、ええ(汗)

7/2夕方5時頃 秋駒から帰宅してから、この個人観覧席の予約を申し込んでみたのですが、8/6の予約席は完売しておりました(大汗)。全ての席が・・・です(汗)
ちょっと読みが甘かったですww 7日間で300万人の観光客が集まるとすると、単純に7で割って、一日あたり40万人越えの観光客が集まることになります・・・しかも 観覧席を不要だとする意見はないので、観覧席も争奪戦です(大汗)


プラニング

行き当たりばったりも個人的には好きですが、時間がある程度制限された旅なので、ざっくりとしたプラニングは必要です。幸か不幸か、自家用車で行くので ギチギチに時間割を決める必要はありません。

ねぶた祭りの際、青森市内に観光客向けに有料・無料の駐車場が開設されるようです。が、祭りが終わって お開きの時は 車で市外に出るには相当の時間がかかるのでは? と考えました(ホントのところはどうかわかりません)。

都会でもそうですが、車は渋滞で時間が読めないですが、電車はほぼ時刻通りに運行されます。そう! 近隣の駅に車を泊めて、青森市へは電車でアクセスするほうがよい はずです。弘前に車をデポしておき、弘前駅から青森駅へ電車でアクセスすることにしました。

また、宿を予約した際に
「お祭りを見てからチェックインとなると夜の10時を過ぎてしまいそうなのですが」と、受付の方にお話すると「早めにチェックインをされたほうがよいですね」とのお答え。

ねぶた祭りで 席を確保するなら道路の通行規制が始まる前から、ということもウエブで目にします。15時頃に青森市に入るとなると・・・14時に弘前を出る必要がある・・・となると、お昼過ぎには宿泊場所にチェックイン・・・・そこから9時間の移動時間を逆算すると・・・夜の3時に家を出発すること としました。


続く

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