2017/02/14

上桧木内の紙風船上げ、幻想的な情景の中に人の祈りを感じる 前編

秋田県仙北市西木町上桧木内(かみひのきない)の紙風船上げ。100年以上の歴史をもつ伝統行事。

西木町というと かたくりの花の群生地でも有名で、自身 昔一度来たことがあります。一面のお花畑です。


会場オープン15時でしたが、かなり混むという情報をキャッチしていましたので
角館を訪れた後、一路 会場の紙風船館を目指します。内陸縦貫鉄道の駅では 上桧木内駅が最寄りとなります。

角館から陸路を進むと、途中から迂回路のない1本道、これが延々と続きます。
こんな山奥で開催する必要があるのか? と思ったりもしますが、打ち上げた紙風船のせいで火災になったりしないように、という配慮、そんなわけではないです。
とにかく すごい山間の集落ににきたんだなと・・・。

12時半頃には駐車場に到着しましたが、既に十数台の車が来ています。もともと駐車場のキャパが不足している感じですが 自分が車を駐めた駐車場は13時頃には満車でした。


こちらが紙風船館

この建物のお隣が会場なのですが、15時からのスタートにはまだ2時間ほど時間があります。 建物の中は この時間 関係者がメインだったかと思います。

車の中で この時期 2時間も待っているのは 間が持たないので 会場をウロウロしたり
して時間をつぶします。


会場中央
長方形の穴を掘ってあり そこで薪を割ってます。

雪の中で さらに生木なので そうそう簡単には火が付かないです。バーナーで半ば強制的に火をつける、って作業になります。

そのうち、こんなことになります
「人間いぶりがっこ」(汗)


会場内にはテントが設営され 地元の食材を使った飲食店やお土産屋さんも出店されました。

こんなものも購入できます。
ミニ風船、なんかいい感じです。


さて 待つこと2時間あまり 時刻は15時、いよいよ開場です。

まずは 開場に設えられた祠で神事が始まります。
あなどることなかれ、かなり本格的な神事参拝です。


神事が終わった後 ふるさと芸能の発表。
地元の方の太鼓と小さな子供のお囃子と踊りが披露されました。
秋田おばこ っていうんでしょうか? 5人の女の子が登場



「めんこい」よね? ^^;



会場内には 願い事書き風船コーナーがありまして、一般の方も願い事を風船に書くことができます。無料です。

テント内がどんな状況かと申しますと


結構混んでます。で、書かれている内容を見ると・・・
これ、説明しておかなきゃいけないのですが、ゲスト出演として
松原 健之(まつばら たけし)さんが来られていて、その熱烈ファンと言いますか、おっかけのおばさまといいますか、そういう人達もある一定数来ているんですね(汗)
なお、氏は奇跡のクリスタルボイスと称されていて「みちのく ふゆほたる」を昨年11月にリリースされているそうです。

氏の熱烈ファンの方が書いた願い以外を見ると かなり深刻な文言も目につきます。
なんというか 人の思いの深さを 自身深く感じました。

16時40分から 昼紙風船上げが始まるのですが 詳細は後編にて。

続く








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