2017/02/15

上桧木内の紙風船上げ、幻想的な情景の中に人の祈りを感じる 後編

16時40分 昼紙風船上げ が始まります。


その前に 小学生や中学生らしき集団が会場に集まり、一角でミニ集会が始まりました。
教職員の説明を聞いていると これら子どもたちも紙風船を作っており それを皆で上げるようです。

昼紙風船は まだ薄暗い時間帯に上げられます。

会場の4隅から単発で紙風船が上げられました。写真をみてわかるとおり かなり大型です。

バーナーで紙風船内の空気を暖めて 最後に火を点火して 紙風船を上げます。
えっ? そんなのでこんな大きなものが上昇するの?? って思うくらい 不思議な感じがします。



しばらくすると 子どもたちの作った紙風船が上げられはじめました。



紙風船を持つ子どもたち 真剣な眼差し



「3・2・1・ゼロ〜」掛け声とともに 紙風船が上がります


一斉に紙風船を見つめる子どもたち。






「お願い! 無事上がって!」 という子どもたちの痛いほどの祈りが 見ている自分にも伝わってきて、思わず 目頭が熱くなりました。



紙風船の中はこんな感じです


子供だけではありません、大人だって 無事上がれ、っていう思いでいっぱいです。

あがれ〜!



昼紙風船上げが終わると 一斉打ち上げが始まります。時刻にして18時。
至るところで準備が始まります。


下からの写真 みんな真剣にワイワイ



どんどん紙風船が膨らんでゆきます。



合図とともに一斉に 紙風船が上がります
花火も一緒に上がります

風船は どんどん上がってゆきます。圧巻の情景!

大型の紙風船が一斉に上がった後も 単発で大型の紙風船が上げられ さらに小型の紙風船も次々に上げられます。

ミニタイプ

こんな色の紙風船もありました。

こちらは大型の紙風船。錦絵が映えて美しいです。

これらの紙風船がどんどん上がってゆきます。見上げる夜空には無数の紙風船


宴の終わりは20時半の最終打ち上げですが、18時半、自身会場を後にしました。

本当は最後まで見ていたかったのですが、今宵の宿が離れていましたし、迂回路の無い一本道、帰りは 想像できないくらいひどい渋滞になると 多くの人が喋っていたのを覚えていました。

日常では なかなか味わうことのできない体験でした。
人の祈り、思いをひしひしと感じたお祭りであります。



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