2017/02/19

秋田 なまはげ柴灯(せど)祭りに行ってきたよ 〜後編〜

柴灯火が煌々と焚かれ、火の粉がはぜる頃お祭りがスタートします。

鎮釜祭」や「湯の舞」は 自分が陣取った場所からは全く見ることができませんがそれは想定内

なまはげ入魂」は・・・望遠レンズで この程度は見れました。


さていよいよ「なまはげ行事再現
祭りが始まった頃は 神楽殿周辺は比較的空いていましたがこの頃になるとぎっしり。
そんな状況の中、50歳くらいの女性が人を押しのけて 強引に自分の横に入り込んで来たのですが押しのけられた人はおそらく秋田の方と思われる男性でした。文句が言えないような雰囲気でしたので自分がビシッとその女性に注意をしましたよ
「人としてその行動はどうかと思いますよ」
「ずっとここで待ち続けて場所を確保していたのに その人を押しのけて入ってくるなんて いい年をした大人のすることじゃないでしょ?恥ずかしくないのか?」と。

それだけ言われるとさすがに恥ずかしいと思ったのか この女性、後ろに下がりましたが・・・この人だけでなく 親密そうに話しかけてきて 最期に
「この場所入っていいですか?」とその人(上述のお隣の男性)の前に入るような姑息な人もいましたので これまた私が注意
「それはさすがにだめでしょう?」と。人間としてのマナーに欠ける人が目立ったように感じました。

さてお祭りにもどりましょう
いよいよ「なまはげ行事再現」が始まりました。


セリフは全て秋田弁(?)なので 少し意味が分からない箇所もありますが、それはそれで趣があります。


ちょっとしたドラマ仕立て? 
いよいよなまはげ登場です。




これ、なまはげを見るのが初めての人にはいい行事だと思います。
なまはげに扮している人が地声で しゃべるのですが、この方の声が非常にいい感じで、見ているこちらも唸ってしまいました。


「泣ぐごはいねえかぁ~~」
古きよき伝統的民俗行事です。


演目が終わると 柴灯火の前で 「なまはげ踊り」 が始まりました。
自分の位置からは見ることができませんでしたが すごい大観衆! 次回機会があれば 間近で見てみたいところです

続いて 「なまはげ太鼓
神楽殿での第二弾です。








すさまじい程の 大迫力! 歌舞伎でいうところの「見得(みえ)」を切る姿も決まっていて素晴らしいです。かなり 激しい動きのパフォーマンス!

今回 70-200mmのズームレンズで撮影をしていますが最前列で構えるのであれば 50mmくらいがベストかもしれません



なまはげ太鼓が終わると少し間があります。


なまはげ下山
どこで演じられるのか最初わからなかったのですが 
なまはげの集団が山に登っていき、山を越えて 降りてくるのです。

松明を手に山の中を歩くなまはげ

最初、気が付かなかったです。
なまはげが 山の上から 我々をにらんでいます


アップで見ると・・・こぇーよ(汗)

いよいよなまはげが下山してきます。



降りてきたなまはげは 会場の柴灯火の回りを何周か回ります。松明を持っているのがなまはげ



なまはげは「悪い子はいねが~~」「泣ぐコはいねが~~」と奇声を発っするので、小さな子供は 親御さんにしがみつき大泣き(笑)。
トラウマ?(汗)



そりゃ、こわいよね(汗)



お祭りは この後 「護摩餅配り、記念撮影会」があるのですが、自分はここで退場することにしました。
ものすごい数の観客が一斉に帰る際の渋滞のことを考えるとねえ・・・


帰路、秋田市街までは それほど渋滞することなく車も進んだのですが
秋田市街は相変わらず、酷い状態でしたね・・・深い雪が積もっている通りでは トラックが後輪を左右に振りながら走行する姿を見ましたし、通りによっては 完全なブラックアイスバーン!?
自分 信号が黄色になってからブレーキを踏んだら タイヤがロックしてしまい
交差点に真ん中でようやく車が止まる始末・・・どの車ものろのろ運転だったから助かったものの一歩間違えば追突されてました(汗)

そんなこんなで ユフォーレに戻ったのは 夜の10時半

非日常的な体験で 気分は ちょっとトリップ状態でありました(汗)。


都会のシティライフとは対極の田舎暮らし
なにが幸せかは 個人によって違いますが、こういう伝統行事を絶やすことなく延々と受け継いでゆく そんな生き方も素晴らしいと感じた一日でありました。


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