2015/02/02

昭和史にハマった

半藤一利 昭和史 1926−1945


自分の周りで、戦国大名の☓☓がどうしたとかウンチクをひけらかす人間は多いのだが、この日本史、特に昭和の時代のそれを語る人はまず居ない。
「日本のいちばん長い日 運命の八月十五日」を読んでから、昭和史に俄然興味の湧いたソノマです。で、半藤さんの 昭和史を昨日から読み始めた。

今ちょうどドイツがポーランドに侵攻して 第二次世界大戦がはじまったところを読んでる最中。

関東軍、張作霖爆殺事件、満州事変、上海事変、五・一五事件、二・二六事件などと個別の事件は歴史で習ったかと思うけど、それらの体系的なつながり、国民的熱狂など
日本の国の動きを丁寧に解説してくれるので重層的に理解が進みます。

それにしても 日本人って ホントいいかげん!? ってつくづく感じるし
失敗から学ぶということを昔も今もしないんだな・・・
しかも それが凡人の話ではくて 国のトップに立つような立場の人間が、だよ!
几帳面で勤勉、 ドイツ人と似ているといわれる 日本の国民性だけど、この反省できない点は日本人の致命的欠陥だと思う・・・


歴史が好きとか嫌いとか そういう次元を超越してる、この本は (^^)
ある種、必読の書というか名著かと 自分は思ってます。









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